東山紀之、藤田まことさんの魂受け継ぐ…「必殺」撮影前に墓参

[ 2014年7月22日 06:30 ]

 少年隊の東山紀之(47)が21日、都内でテレビ朝日系の主演ドラマ「必殺仕事人2014」(27日後9・00)のトークショーに出席し、同シリーズ撮影前に故藤田まことさんの墓を訪れるのが恒例であることを明かした。

 同シリーズでは2007年から主演する東山。番組スタッフから「(撮影所のある)京都に早めに入られ、必ず藤田さんのお墓参りをされる」と言われ、「“必殺”と言えば藤田さん。藤田さんが作られた世界観と藤田さんに敬意を払うのは当たり前」と返した。共演のTOKIO・松岡昌宏(37)と墓参りをすることで、「一丸となって撮影に臨める」と語った。

 また、「小五郎役を温度差を変えずに演じることを意識し、必殺の世界観を大事にしたい」と1年半ぶりのシリーズ復活に意欲。1973年の第2シリーズから亡くなる直前まで、必殺の顔・中村主水を演じ続けた藤田さんの魂を今後も受け継ぐ決意を表明した。

 撮影中の裏話では、「立ち回りの撮影日に腰を痛められたのに、翌日には撮影所に走ってやってきた」と監督に明かされ、苦笑い。「人生初のぎっくり腰。本当に“ギクッ”って鳴るし、脂汗も止まらない。でも医者を紹介してもらい、1日で治した」と、驚異の回復力をアピールした。

 松岡は、「“親分”と呼び慕っていた藤田さんから、“必殺、頼むぞ”と耳元で言われた声を、今も覚えている」と振り返り、「必殺という時代劇をテレビ界に残さなければいけない使命感を持っている」と力を込めた。事務所の後輩・Hey!Say!JUMPの知念侑李(20)が新キャストに加わり、「新しい風が吹いて、一層必殺がよくなっているはず」と自信をみせていた。

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2014年7月22日のニュース