生田斗真主演で「グラスホッパー」映画化 浅野忠信も出演

[ 2014年7月4日 05:33 ]

 俳優の生田斗真(29)が、作家伊坂幸太郎氏のベストセラー小説を映画化する作品「グラスホッパー」(来年秋公開)に主演する。モスクワ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞したばかりの浅野忠信(40)、初の映画出演となるHey!Say!JUMPの山田涼介(21)らと共演。「脳男」に続き、瀧本智行監督と2度目のタッグを組む。

 映画は妻を殺され、復讐(ふくしゅう)を誓う元教師の主人公と、その周囲に現れる殺し屋たちの姿を描くサスペンス。浅野が自殺を強要する殺し屋役、山田がナイフ使いの殺し屋役を演じる。同名の原作小説は04年に発表され、売り上げは累計120万部を突破している。

 7日にクランクイン。3人は初共演で、生田は「浅野さんは国内外を問わずに活躍されている先輩。たくさんの刺激をもらいたい」。ジャニーズ事務所後輩の山田については「彼の可愛らしい顔つきがこの映画の中でどう変化するのか、きっと今まで誰も見たことのない山田涼介になる」と期待している。

 浅野も「一緒にめちゃくちゃやってやりたい」と2人との共演を心待ちにしている様子。撮影を前に「熱い夏にしてやるぜ!全身全霊を込めてぶつかっていく」と張り切っている。

 山田は役作りのため、約2カ月前からナイフパフォーマンスの指導を受け練習中。さわやかなイメージを覆す役どころに、「どこまで自分がいけるのかへの挑戦。先輩方の足を引っ張らないように、精いっぱい努力し、この映画を作りあげていきたい」と話している。

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2014年7月4日のニュース