ASKA被告保釈 深々と一礼も謝罪なし…無言で車に乗り込む 

[ 2014年7月3日 16:53 ]

保釈され、頭を下げるASKA被告

 覚せい剤取締法違反(所持と使用)などの罪で起訴された「CHAGE and ASKA」のASKA(本名宮崎重明)被告(56)が3日午後、保釈された。

 ASKA被告は4時53分、黒のスーツにネクタイを締め、眼鏡をかけた姿で登場。警視庁東京湾岸警察署の正面玄関前で5秒ほど深く頭を下げ、無言で迎えの白のワゴン車に乗り込み、走り去った。謝罪の言葉はなかった。

 5月17日の逮捕から48日目。ASKA被告の弁護人が6月30日に東京地裁に保釈を請求してから4日目。保釈保証金は700万円。この日午前、保釈が決まった。

 ASKA被告は、自宅で覚せい剤と合成麻薬MDMAを所持した、などとして2回起訴され、8月28日に東京地裁で初公判が開かれる。警視庁によると当初は逮捕容疑を否定していたが、その後「眠気をとって集中するため、覚せい剤を使った」と認めた。「使用は2、3年前からで、暴力団などから入手した」と話しているという。

 覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された知人の栩内(とちない)香澄美被告(37)は勾留が続いており、今月22日に初公判が開かれる。

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