ぴあ 発券前チケを「定価譲渡」可能に!ダフ屋対策&空席減少へ

[ 2014年7月1日 12:30 ]

ぴあ「定価リセールサービス」の仕組み(C)ぴあ

 ぴあ株式会社は1日、「チケットぴあ」でチケットを購入した人が何らかの事情で公演に行けなくなった場合、そのチケットを希望する別の人に対し、定価で再販売(リセール)できる「定価リセールサービス」を始めたと発表した。大手プレイガイドとしては初の試み。

 「チケットぴあ」ウェブサイトで購入し、クレジット決済済み、未発券のチケットが対象。興行主催者が適用を認めたものに限る。

 (1)転売を目的としたオークションの抑制(2)公演に行けなかった人の空席減少につなげるため、実施に踏み切った。

 チケットの再販売(リセール)希望者が本サービスに申し込みを行うと、あらかじめそのチケットの購入希望を登録していた人にメールで通知が届き、リセール希望者と購入希望者のニーズがマッチすれば、その時点でリセールが成立する仕組み。成立の場合、リセール申込者に券面金額の10%の手数料がかかる。

 公演主催者・チケット販売側とダフ屋はイタチごっこ。「ももいろクローバーZ」がダフ屋対策として神奈川・日産スタジアム公演(26、27日)で「顔認証入場」を行うことで話題になった。

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2014年7月1日のニュース