ASKA被告は「短絡的快楽だけ」 かつて常用の俳優がバッサリ

[ 2014年6月29日 07:10 ]

内谷正文

 「国連薬物乱用防止デー・イベント」が28日、都内で開催され、かつて薬物を常用していた俳優の内谷正文(44)が実体験を基にした一人芝居を行った。高校入学後にシンナーに手を出したのを皮切りに、覚せい剤などを使用した過去があり、現在は主に学校で公演を行い、薬物の危険性を伝えている。

 内谷はイベント前にスポニチ本紙の取材に応じ、前日27日に覚せい剤取締法違反(所持)の罪などで追起訴されたCHAGE and ASKAのASKA(本名宮崎重明)被告(56)について言及。創作活動に行き詰まり覚せい剤を使用したのではと同情を示す声が聞かれることに、「覚せい剤は短絡的に快楽を求めてやるもの」とバッサリ。東京・池袋の歩道に車が突っ込み8人が死傷した事故の原因になった脱法ハーブについては「子供の時点から教育で(脱法ハーブを)危険だと認識させていかないと、大変なことになってしまう」と危機感をあらわにした。

 今後の大きな目標は、体験を生かした映画製作。薬物と闘い続けるという意欲を見せた。

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