大野智主演「死神くん」最終回は9・6% 上昇も2桁届かず

[ 2014年6月23日 12:14 ]

テレビ朝日系連続ドラマ「死神くん」で毒舌の監視を演じた桐谷美玲

 「嵐」の大野智(33)が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「死神くん」(金曜後11・15、最終回は後11・25)の最終回が20日に放送され、視聴率が9・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。

 これまでは初回11・2%、第2話10・1%、第3話9・9%、第4話10・3%、第5話9・4%、第6話9・7%、第7話8・9%、第8話8・4%と推移し、全9話の平均は9・7%だった。

 えんどコイチ作の同名漫画が原作の死をテーマにしたブラックファンタジーで、死亡予定者に死の宣告をする死神が職務を通してさまざまな経験をし、成長していく姿が1話完結で描いだ。大野は死亡予定者に余命を告げる新人死神を演じた。共演は死神くんの監死官役の桐谷美玲(24)、悪魔役の菅田将暉(21)、死神たちを仕切る主任役の松重豊(51)ら。映画「リング」シリーズの中田秀夫監督が演出を手掛けた。

 最終回は、悪魔がある人物と契約し、食品会社ビルで爆弾を使った大量殺人の手助けをしていると知った死神と監死官は現場のビルへ向かう。計画を阻止できなければ死神と監死官の消滅は確実。首謀者が分からず、ビルの中で探りを入れる中、親切な警備員・中平(田中圭・29)が目に留まる。2人が社長の簑島(ベンガル・62)らに大量計画の説明をしていると、社長からの緊急招集メールを受け取ったという常務(中丸新将・65)、部長らが集まってくる。そのメールは元社員・中平が送ったもので、中平は3年前に同社で牛肉の産地偽装問題が起きた際、責任を中平らに責任をかぶせ、解雇され、事件を機にすべてを失っていた…という展開だった。

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2014年6月23日のニュース