杏主演作連続ヒット「花咲舞が黙ってない」最終回で最高18・3%

[ 2014年6月19日 10:21 ]

日本テレビ系連続ドラマ「花咲舞が黙っていない」で主演を務めた杏

 杏(27)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(水曜後10・00)の最終回が18日に放送され、視聴率が18・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。

 今クールの民放連続ドラマで最高だった初回の17・2%を超え、最終回で最高を記録し、有終の美を飾った。最終回は10分拡大で放送された。

 初回17・2%と最高のスタートを切った同作は、その後も第2話14・7%、第3話15・4%、第4話16・3%、第5話13・8%、第6話は16・0%、第7話16・0%、第8話15・8%、第9話は16・1%と15%を割り込んだのはたったの2回だけ。最後まで好調キープした。全10話の平均は16・0%だった。

 女版“半沢直樹”とも言えるヒロインを演じた杏は3月に終了し、大ヒットしたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に続いて高視聴率を記録。昨年大ヒットしたTBS「半沢直樹」で知られる池井戸潤氏の唯一の女性主人公を描いた「不祥事」「銀行総務特命」の2冊が原作。

 支店の問題を解決に導く「臨店」の職務に抜テキされた主人公の舞(杏)が銀行内の派閥などもお構いなしに、出世をあきらめた事なかれ主義のベテラン行員・相馬(上川隆也・48)とのコンビで、弱者のために奮闘、理不尽な相手を一喝し、不祥事を一刀両断していく痛快ストーリー。共演は、塚地武雅(42)大杉漣(62)生瀬勝久(53)ら。

 最終回は、伊丹グループ会長・清吾(船越英一郎・53)の息子で、新宿支店で不祥事を起こした清一郎(平岡祐太・29)が処分は受けず、人事部に異動したことを知った舞は納得がいかない。そんなある日、伊丹グループ従業員1万人分の給与データが紛失するという東京第一銀行始まって以来の不祥事が発生する。舞と相馬も真藤(生瀬勝久・53)が指揮を執る調査委員会に加わるよう命じられる。紛失データが一向に見つからない中、舞と相馬はデータが悪意ある何者かに盗まれたのではと考え、調査を開始し…という展開だった。

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