篠田麻里子 切ない恋語る「こういう恋愛もありだなって」

[ 2014年6月17日 14:48 ]

「her/世界でひとつの彼女」公開記念トークショーイベントに登場した篠田麻里子

 元AKB48でタレントの篠田麻里子(28)が17日、都内で行われた映画「her/世界でひとつの彼女」公開記念トークショーイベントに出席した。篠田は出演してない作品のPRイベントに登場するのは今回が初めて。

 スパイク・ジョーンズ監督4年ぶりの新作で、人間と人工知能との恋を描いた異色のラブストーリー。緊張した面持ちでスタイリッシュな黒のワンピースで登壇し、「自分が出てないからこそ、緊張しますね。出てるほうが自分の経験で話せるし、魅力が伝えられるかなって緊張感が違います」と苦笑いを見せた。

 もともとジョーンズ監督作品のファンだったといい、「映像も世界観も雰囲気とかオシャレでかわいい。この映画にも興味があって見たかったので、先に見られたのはラッキーでした」と笑った。

 主人公の男性と人工知能型OSの恋という現実ではあり得ない設定にものめり込んだといい、「OS側の女子の気持ちになってしまって、切なくて辛い、共感する部分がすごくあった。近いようで遠い存在が切なく感じましたね。こういう恋愛もありだなって」。自身の恋愛観とも重ねたようで、「思い出は引きずらないように頑張っています。考えちゃうとどんどんどツボにハマってしまうタイプ。嫌なことは全部忘れるようにしています。嫉妬もよくなりたいと思うから出てくるもの。貪欲になったり、負けず嫌いだったり、嫉妬心もあったほうが人間らしいと思う」。

 舞台となる近未来のイメージを聞かれ、「ずっとドラえもんがいたらいいなと思っていて、のび太くんがうらやましい。何でも助けてくれる一番の理解者がそばにいてくれるのがうらやましい。何でも出してくれるので」とのび太への羨望を明かした篠田。一番ほしい道具は「どこでもドア」だといい、「面倒くさがりなので」と意外な一面を披露し、笑わせた。

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