田村正和&松たか子 TBS「おやじの背中」で16年ぶり父娘

[ 2014年6月12日 06:00 ]

TBS日曜劇場「おやじの背中」で16年ぶりに共演することになった田村正和と松たか子(C)TBS

 7月期のTBS日曜劇場「おやじの背中」(日曜後9・00)で、田村正和(70)と松たか子(37)が16年ぶりに共演する。

 脚本家と、親子を演じる俳優が毎回変わる1話完結のシリーズで全10話。田村と松は98年のフジテレビ「じんべえ」で、亡くなった妻の連れ子と血のつながらない父親の親子を演じたが、今回は実の父娘役。脚本家岡田惠和氏(55)のオリジナルストーリーで、子供がまだ幼いころに交通事故で妻を亡くし、1人で子育てをしてきた父親と娘の姿を描く。

 松はディズニー映画「アナと雪の女王」の吹き替え版で声優を務め、主題歌の日本語版「Let It Go~ありのままで~」はオリコンのカラオケ週間ランキングで1位になるなど、映画の大ヒットに貢献している。

 そんな松との再会に、田村は「久しぶりに会えるんでうれしかったけど、俺でいいのかなって思いました。16年でたか子ちゃんはどんどん成長しているけど、俺は成長が止まっているし…」と照れ笑い。一方の松は「うれしいと言っていいのか、わあって思いました。前回とは全然違う親子の話…。田村さんとまたご一緒できることに興奮して、頑張ろうと思いました」と“ありのまま”の思いを語った。

 松は今回のドラマでも劇中で、ミュージカル映画「オズの魔法使」のテーマ曲「オーバー・ザ・レインボー」を口ずさむシーンが登場する。その歌声に再び注目が集まりそうだ。松も「あの曲ねって感じで終わってはまずいので責任を感じます。(脚本の)岡田さんや監督の持つイメージに応えられたらいいなと思っています」と気合を入れている。放送日は未定。

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2014年6月12日のニュース