高橋真梨子壮絶半生振り返る 愛を歌う理由は「飢えていたから」

[ 2014年6月1日 21:53 ]

高橋真梨子

 歌手の高橋真梨子(65)が1日に放送されたテレビ朝日系「ワンダフルライフ」に出演。自身の半生を振り返った。

 子供時代に母が不倫、父からは「芸能界に入っちゃいけない、アイドルみたいなものを目指すな」と言われるなど、苦労の連続だったことを明かしたが、それでも人としての道を外れずに生きてこられたのは歌に打ち込めたから。MCの山岸舞彩(27)から「もし歌がなかったら?」と問われると「野垂れ死にですね」と答えた。

 16歳の時にスカウトされ上京するも、アイドル的な売出し方になじめず3年で地元・博多に戻り、その後「ペドロ&カプリシャス」の2代目ボーカルとして再デビュー。「ジョニィへの伝言」がヒットし紅白歌合戦出場すると、ソロ歌手としてもヒット曲を連発。93年にはプロデューサーでバンドメンバーでもあるヘンリー広瀬氏(70)と結婚。順調な人生を歩んでいたが、更年期障害でうつ状態に。「私の場合結構重症でしたね」「足が前にいかない、手が前に出ない」と当時の症状を振り返ったが、夫の支えもあり徐々に回復し、再びステージに立つことができたという。

 自身が「愛を歌うバラードシンガー」と呼ばれるようになったことについて、「おおげさに言いたくはないけど、私はすごく愛に飢えていたということがあって、それを歌につなげていた。だから愛を歌うバラードシンガーと言われるようになったと思うんですよね」と話し、「愛を歌うということは、いいことじゃないかなと思うんですね。私が作る詞には希望がどこかにあるんです」と加えた。

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2014年6月1日のニュース