叶麗子 「通天閣歌謡劇場」の代替劇場案が白紙と明かす

[ 2014年5月28日 05:30 ]

通天閣が見える広場で新曲発表会を行った叶麗子(右)と作詞作曲の中村泰士氏。中央は串カツのゆるキャラ「くしたん」

 大阪・新世界の名所で昨年6月に閉鎖した「通天閣歌謡劇場」の代替劇場案が、白紙になっていたことが26日、分かった。「通天閣の歌姫」こと叶麗子(51)が新曲「くしたんのテーマ~串揚げと通天閣と私」の発表イベントを通天閣近くで行い、明らかにした。

 叶らによると同劇場の閉鎖後、近くの飲食ビル内に代替劇場をオープンしようとしたが、避難口の設置など消防法を満たすために「億単位のお金が必要」(叶)と判明。この苦境で叶は持病でもある股関節を悪化させ、歩行も困難に。「引退も考えた」という叶を見かね、作曲家の中村泰士氏(75)が新世界の“名物”串カツをテーマに曲を提供した。叶は集まったファンと握手を交わし、「この近くで劇場を持つ夢はあきらめません」と力強く誓った。

続きを表示

2014年5月28日のニュース