AKB襲撃動機は「最近イライラしていた」から…容疑者が供述

[ 2014年5月27日 12:22 ]

岩手県盛岡市の病院を退院したAKB48の川栄李奈(左)と入山杏奈

 AKB48の握手会でメンバーの川栄李奈(19)と入山杏奈(18)ら3人が切りつけられた事件で、逮捕された青森県十和田市の無職梅田悟容疑者(24)が動機について「最近イライラしていた」などと供述していることが27日、岩手県警への取材で分かった。

 凶器ののこぎりについては「家から持ってきた。会場には、折りたたんで手提げ袋に入れて持ち込んだ」と供述しているという。

 これまでに「人の集まるところで人を殺そうと思ってやった。誰でもよかった」とも供述しており、県警は、不特定多数を対象に襲撃を計画する中で、AKBのイベント会場に向かった可能性もあるとみて、詳しく調べている。

 梅田容疑者は25日午後4時55分ごろ、岩手県滝沢市のイベント会場で行われていた握手会で川栄らメンバー2人と20代の男性スタッフをのこぎりで切り付け、殺人未遂容疑で逮捕された。

 川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折と裂傷、頭部の裂傷で、それぞ盛岡市内の病院で手術を受け、26日に退院した。

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