小林よしのり氏 AKB襲撃「暗い気持ちに」「最大の弱点突かれた」

[ 2014年5月26日 11:55 ]

2月のAKB48グループ大組閣祭りでは解説者として登場した小林よしのり氏。左は大島優子

 岩手県滝沢市で行われたAKB48の握手会で川栄李奈(19)入山杏奈(18)らが切りつけられる惨事が発生してから一夜明けた26日、AKBファンとしても知られる漫画家の小林よしのり氏(60)がブログを更新。握手会に警鐘を鳴らしていた小林氏は「AKBの根幹にして、最大の弱点を突かれた事件」と分析。「暗い気持ちになった」などと心境をつづった。

 「入山・川栄らの、骨折した指の手術は成功したようで、ひとまず安堵した」としながらも「握手会や写メ会は、一部の非常識で悪質なファンからの言葉の暴力が以前からあって、メンバーが傷つけられているのを、ずっと心配していた。『AKB48論』でも、握手会のマナーに対しては警告して描いた。悪質ファンに対して、少女たちは何も言えないのだから、誰かが常に守ってやらなければならないはずだ」と注意喚起していた。

 「とうとう身体への直接的暴力まで発生したかと暗い気持ちになったが『会いに行けるアイドル』だから、握手会なしではAKBは成立しない。今回の凶行は、AKBの根幹にして、最大の弱点を突かれた事件である」と考察した。

 「犯人の動機がいくつか考えられるので、判明してからしか具体的なコメントは出来ない」と容疑者に関する詳細なコメントは避けた。

 

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2014年5月26日のニュース