ASKA容疑者宅からMDMAも…押尾学受刑者が使用し話題に

[ 2014年5月18日 07:47 ]

 ASKA容疑者宅からは数種類の違法薬物が押収された。捜査員は麻薬探知犬とみられる黒い犬を引き連れ、数時間にわたって捜査。「10数回分、使用できる量」(同課)という覚せい剤とみられる粉末を押収したほか、合成麻薬MDMAとみられる錠剤、薬物の使用器具も見つかった。粉末や錠剤は袋や箱に入れられ、書斎に隠すように保管してあったという。

 MDMAとは、メチレンジオキシメタンフェタミンの略。俗称は「エクスタシー(XTC)」など。覚せい剤と似た化学構造を持つ結晶性の粉末合成麻薬で、化学薬品から合成される。視覚や聴覚に影響を与え、強い幻覚や興奮作用を引き起こす。80年代に米国で広がり始め、日本では89年に麻薬取締法で規制対象に。欧米で最もポピュラーな麻薬の1つ。国内での押収量は98年に約1万錠だったが、2007年に100万錠を突破。1回分の使用量とされる1錠あたりの末端価格は3000~5000円ほど。

 09年、SEXで強い性的快感を得るために都内のマンションで一緒に服用したホステスが死亡し、保護責任者遺棄罪などに問われた元俳優の押尾学受刑者(36)が懲役2年6月の実刑判決を受けた事件でも使用したとして話題となった。

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2014年5月18日のニュース