ASKA容疑者逮捕 所属事務所が謝罪「多大なるご心配 深くお詫び」

[ 2014年5月17日 17:30 ]

「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者

 男性デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が17日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、所属事務所は公式サイトを更新し、謝罪した。

 「本日、弊社契約ミュージシャンのASKAが逮捕されたことにつきまして、ファンの皆さま、また関係各位に多大なるご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。現在は事実関係を確認中であり、今後の対応については改めて発表させていただきます。重ねて深くお詫び申し上げます。株式会社ロックダムアーティスツ」

 逮捕容疑は4月6日ごろと同12日ごろ、東京都港区のマンションの室内で、少量の覚せい剤を所持した疑い。ASKA容疑者は「私は今まで覚せい剤を所持したことはありません」と容疑を否認している。

 その後の尿検査で、覚せい剤の陽性反応が出た。同庁は覚せい剤を使った疑いもあるとみて調べる。同庁によると、ASKA容疑者の自宅を家宅捜索したところ、数種類の違法薬物とみられるものや薬物の使用器具が見つかった。

 昨年夏、一部週刊誌で覚せい剤などの薬物使用と暴力団組員との“黒い交際”が報じられ、所属事務所は公式サイトで「報道の内容は事実に反しており、大変遺憾です。弊社としてはこれらの報道に対し、厳重に抗議いたします」と反論。

 ASKA容疑者も同9月に公式サイトで「記事にあるような、違法なことは一切やっていません。事実無根」と全面否定。「この悔しさは、音楽で取り払ってみせると決心いたしました」という心境に至ったとつづっていた。

 同10月、勝手に「週刊文春」の取材に応じ、暴力団との関わりを認めたASKA容疑者に対し、所属事務所は活動自粛を発表した。

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2014年5月17日のニュース