北野武監督 フランス文化勲章3冠!「オフィシエ」受章

[ 2014年5月15日 05:30 ]

フランスの芸術文化勲章「オフィシエ」を受章することになった北野武

 映画監督の北野武(67)が、フランスの芸術文化勲章「オフィシエ」を受章することになった。所属事務所が14日、発表した。北野は3種類ある同勲章のうち、すでに2つを受章済み。これですべての仏文化勲章をそろえることになる。

 オフィシエは3段階ある文化勲章のうち2番目の位。数ある仏騎士団の中でも最も由緒ある団体のひとつ「シャンパーニュ騎士団」が、世界各国の政財界や芸術家、業界人などに叙任するもの。過去には、01年に映画監督の大島渚さん、09年に音楽家坂本龍一(62)らが受章している。今回の北野の受章は、シャンパンメーカー「ローラン・ペリエ社」の推薦によるものという。

 北野は99年に「シュバリエ」、10年に最高章「コマンドール」を受章。3つすべての受章は異例のことだが、「いただけるものは請求書以外何でもいただいちゃう。最高のプレステージ・シャンパンももらえるし、本当にありがたいこった」と、ジョークを交えうれしそうにコメントした。

 贈呈式は22日に都内のホテルで開かれる。

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2014年5月15日のニュース