比嘉愛未 ユーミン舞台第2弾主演に 帝劇異例の抜てき

[ 2014年5月11日 05:30 ]

主演に抜てきされた比嘉愛未

 ユーミンこと歌手の松任谷由実(60)の歌と演劇が融合する舞台の第2弾が製作されることが決まり、主演に女優の比嘉愛未(27)が抜てきされた。

 舞台名は「Yuming sings…あなたがいたから私がいた」で、10月8~31日に東京・帝国劇場で上演される。比嘉を指名したのは、ユーミンの夫で原作・演出を担当する松任谷正隆氏(62)。ヒロインの人物像と比嘉の透明感あふれるイメージが合致したという。

 比嘉は今年1月、舞台に初出演したばかり。企画・製作の東宝演劇部によると「舞台キャリアが浅い俳優が主演を担うのは、開場104年目を迎えた帝劇の歴史を振り返っても異例」という。

 演じるのは、戦時中に運命的な恋をして青春時代を過ごし、戦後、大きな秘密を抱えながら伝説のダンサーとなっていく女性。ユーミンは劇中、ストーリーに合わせて持ち歌を披露。「ダンスのように抱き寄せたい」(10年5月発売)など10数曲の歌唱を予定している。

 第1弾は「8月31日~夏休み最後の日~」のタイトルで12年10月に同劇場で上演され、貫地谷しほり(28)が主演した。歌と演劇がコラボレーションする趣向が反響を呼び、第2弾を期待する声が高まっていた。

 比嘉は4月、ユーミンの公演の楽屋を訪れ初対面。「キラキラしたオーラがあって、包み込まれるような感覚でした」と感激。「ユーミンさんの歌のパワーをいただいて、芝居に全パワーを出し切りたい」と意気込んでいる。

 2人のほかに、福田沙紀(23)、渡部豪太(28)、石黒賢(48)、藤真利子(58)が出演する。

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