長澤まさみ 女優を辞めようと悩んだ時期も…「サワコの朝」で告白

[ 2014年5月10日 10:44 ]

女優の長澤まさみ

 女優の長澤まさみ(26)が10日に放送されたTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演し、女優を辞めようと悩んだ時期があったことを明かした。

 12歳だった2000年1月、約3万5000人から「東宝シンデレラオーディション」グランプリに選ばれて芸能界入り。04年には大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」でヒロインの白血病患者の役を演じ、一躍注目を浴びた。「やる気にさせてくれる。その場にあった自分になっていさせてくれる」と行定勲監督(45)との現場を振り返った長澤。映画のヒットで周囲の見る目も変化し、プロデューサーから「“セカチューの長澤まさみ”といわれる。これからそれを増やしていかなければいけない」と言われたが、本人は「大変だな~」とそれほど実感はなかったという。

 しかしインタビューなどで「セカチューを超える何か」と周囲からさらなる活躍を期待されたことで次第に重圧を感じるようになったという。もともと「すぐ考えちゃうタイプ」という性格もあり、「チャンスをたくさんもらえているのに、つかめずにいた時期があった」。MCの阿川佐和子さん(60)から「辞めちゃおうかな、とか?」と振られると、「思いました」と即答。しかし「辞めるにしても、今すぐ辞めますって明日から辞められる仕事ではない。何人が自分に関わっていて…とか考え始めたら、これは辞められないな」と思い直したという。

 「今は監督の言う通りに(演技が)できるようになりたい」「長澤まさみっていうのはつくられたもの」「(女優・長澤まさみを)周りの人がつくってくれれば」と、独特かつしなやかな女優としての哲学を明かした長澤。10日公開の映画「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」では男勝りで気の強いヒロイン役を演じているが、矢口史靖監督(46)とはかつて、同監督作品のオーディションに通らなかったという“因縁”があったことも告白。阿川さんに、最終的に誰がその役になったかと問われ、「女の子がたくさん出る…もうそこまで言うと何の映画か分かると思うんだけど」と笑顔で話した。

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2014年5月10日のニュース