長谷川豊アナが持論「阿呆方さん」コント放送した方が良かった

[ 2014年5月7日 15:08 ]

長谷川豊アナウンサー

 元フジテレビのフリーアナウンサー・長谷川豊氏(37)が7日、自身のブログを更新。3日のフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)で、STAP細胞の論文問題に揺れる理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)をネタにしたコントが放送されなかったことに持論を展開した。

 長谷川氏は小保方さんの代理人弁護士がフジテレビに抗議したことを受けて、「やっぱり『めちゃイケ』はあのコントの放送をやめといて良かったよな~という印象を持たれた方も少なくないかも知れません」「僕はだからこそ、こうなる展開が予想されたからこそ…放送した方がよかったという考えを持っています」と主張した。

 その理由は「めちゃイケ」の根底にあるのは愛情だと思っているから。「バカにしているようで、実は大好きだからいじる。総突っ込みしているようで、ここで放っておいたら面白くない話で終わるから、みんなで盛り上げようとしている…」と同番組の姿勢を称えた。

 バラエティー番組で時事ネタを扱うことは「センスと覚悟が必要」としながら、「いつの時代であっても、時事ネタに切り込んでこそ、バラエティーの真髄があるようにも思います」と番組の意義についても言及。番組を見ていないと前置きをしながら「放送した方が良かったと思います。これも僕の想像でしかないんですが…小保方さんを馬鹿にするようなものではなかったんじゃないかな」と擁護した。

 さらに小保方さんの代理人弁護士がフジテレビへ抗議文を送る一因となった「阿呆方さん」』というネーミングについても「見出しは大事です。見出しで視聴率、変わってきますから。なので、少しでも物議をかもすように『アホ方さん』と打って、注意を引く戦略も間違いではなかったと思います」と理解を示した。

 お蔵入りになった「めちゃイケ」のコントが今後放送されるかどうかは不明だが、「僕、今からでも遅くないからあのコント、見てみたい。めちゃイケスタッフや岡村さんがあの小保方さんをどういじっているのか、見てみたいです。少なくとも、本当にそれを流せば、ただ単にバカにしているだけじゃないってわかるような気がする」と惜しんだ。

 番組の公式サイトでは、当初「阿呆方さんが緊急会見涙目で○○はあります」の文言が掲載され、タレントの重盛さと美(25)扮する女性が記者会見に臨む動画もアップされていた。インターネット上で物議を醸していたが、3日の放送では当該コントは放送されなかった。

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2014年5月7日のニュース