静岡市、ちびまる子ちゃんに住民票 一般販売も開始

[ 2014年5月1日 11:28 ]

特別住民票を交付された「ちびまる子ちゃん」

 人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の舞台である静岡市清水区(旧静岡県清水市)をPRしようと、田辺信宏市長が1日、記念セレモニーの会場となったJR清水駅前の商店街で、着ぐるみのまるちゃんに特別住民票を手渡した。清水駅前の観光案内所など区内7カ所で、一般向けに5000枚の限定販売もスタートした。

 清水区出身の原作者さくらももこさんの漫画家デビュー30周年を記念する企画の一環。セレモニーには、さくらさんが通っていた幼稚園の園児が招かれ、まるちゃんの着ぐるみが登場すると歓声が上がった。

 住民票には1枚ごとに番号が刻印され、富士山や三保松原など県内の名所を背景に、一家6人のイラストやプロフィルが印刷されている。

 裏面には清水区の散策マップを記載。発行日は、まるちゃんの誕生日の「5月8日」となっているが、市は「一般向け販売を始める1日に前倒しして『本人』に手渡すことにした」としている。

 一般向けには、静岡産の緑茶ティーバッグと、まるちゃん一家や名産品が描かれたクリアファイルが付いて500円。

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