拓郎名曲の舞台 主演に“インディーズの歌姫”抜てき

[ 2014年4月29日 08:52 ]

「ペニーレイン」のバーカウンターに横たわり笑顔を見せるモリユイ

 吉田拓郎(68)の名曲「ペニーレインでバーボン」で知られる伝説のカフェバーを題材にした舞台「あの頃僕らはペニーレインで」の主演にメジャーデビュー前の歌姫が抜てきされ話題だ。

 インディーズバンド「しなまゆ」のボーカル、モリユイ(20)。70~80年代、拓郎ら一世を風靡(ふうび)したフォーク歌手が夜ごと集った東京・原宿のペニーレインで働きながら、シンガー・ソングライターを目指す少女を演じる。75年に拓郎と共に「フォーライフ・レコード」を設立し、今作を企画した後藤由多加氏(65)がほれ込んだ。

 同店の後継店として原宿で営業中の「ペニーレイン」で取材に応じたモリユイは「演技経験も、拓郎さんに関する知識もないが、この時代の熱量を表現したい」と意欲。劇中歌「ストロベリーフィールズ」で今夏のデビューも決まり「ミュージックニューヒロインになりたい」と夢を語った。

 5月3~6日、東京・日本橋三井ホールで。

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2014年4月29日のニュース