「アナと雪の女王」興収100億円突破!アルマゲ超え視野

[ 2014年4月21日 13:07 ]

興行収入100億円を突破した映画「アナと雪の女王」(C)2014 Disney.All Rights Reserved.

 大ヒット中のディズニー映画「アナと雪の女王」の興行収入が100億円を突破したことが21日、分かった。配給元が発表した。

 公開6週目を迎え、19、20日の週末興収は8億2678万1000円(前週比98・2%)。19日に100億円を超え、20日までの興収は107億2764万1000円となった。

 公開37日間で100億円到達。「アリス・イン・ワンダーランド」の38日間を抜き、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン史上歴代最速記録を樹立した。さらに、2009年12月公開の「アバター」(約156億円)が100億円を超えた50日間を上回るハイペースとなった。

 国内興収100億円突破は昨年の「風立ちぬ」(約120億円)以来。洋画としては、2010年の「アリス・イン・ワンダーランド」(約118億円)「トイ・ストーリー3」(約108億円)「アバター」以来、4年ぶりの快挙となった。

 最終的には140~150億円が見込まれ「風立ちぬ」超えはもちろん、同社配給作品の興収歴代1位「アルマゲドン」(約135億円)超えも視野に入った。

 昨年11月27日に全米公開。今年3月2日に開かれた映画界最大の祭典、第86回アカデミー賞で長編アニメ映画賞、歌曲賞(「Let It Go ~ありのままで~」)を受賞した。

 勢いそのままに3月14日に日本公開。公開5日目にして早々に観客動員100万人を突破した。

 アンデルセン童話の傑作「雪の女王」にインスピレーションを得て、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描く感動作。触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ女王エルサは、その力を抑えられず、真夏の王国を冬に変えてしまう。“雪の女王”となった姉と王国を救うため、妹のアナは雪山の奥深くへと旅に出る。 

 ディズニーアニメ史上初のダブルヒロインが繰り広げるストーリー、雪と氷の世界を表現したCGの完成度、珠玉のミュージカルナンバーが観客の心をわしづかみにした。

 松たか子(36)がエルサ役、神田沙也加(27)がアナ役を演じる吹き替え版も評判を呼んでいる。

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