小泉今日子 劇中歌を中井貴一とデュエット、CKB横山剣が作詞作曲

[ 2014年4月16日 06:35 ]

フジテレビドラマ「続・最後から二番目の恋」にW主演する小泉今日子(左)と中井貴一が劇中歌「T字路」をデュエット

 17日スタートのフジテレビ「続・最後から二番目の恋」(木曜後10・00)にダブル主演する小泉今日子(48)と中井貴一(52)がデュエットした曲が、同ドラマ内で劇中歌として流れる。タイトルは「T字路」で、アラフィフの男女の心模様を表現。小泉にとっては、昨年のNHK「あまちゃん」で歌った「潮騒のメモリー」に続く劇中歌。ドラマの展開と同様に、話題を集めそうだ。

 「T字路」はミディアムテンポの明るい曲。「クレイジーケンバンド」の横山剣(53)が作詞作曲を手掛けた。12年1月から放送された前作に共感を覚えた横山がドラマの世界観を曲にした。小泉はかれんに、中井は誠実に、それぞれのイメージ通りに歌っている。

 レコーディングは3月中旬に都内のスタジオで行われた。小泉のデュエットソングは、88年のシングル「快盗ルビイ」のB面「たとえばフォーエバー」を真田広之(53)と歌って以来、約26年ぶり。中井は初デュエットで、歌の収録も87年のシングル「黒の似合うひと」以来、約27年ぶりだった。それでもレコーディングは、ドラマの見どころになっている口げんかシーンのように息ピッタリだったという。

 2人が劇中歌を担当することになったきっかけは、前作の放送終了後に行われた打ち上げパーティー。会場で2人は石原裕次郎さんと牧村旬子(69)の名曲「銀座の恋の物語」をデュエット。その場にいた出演者、スタッフら約50人は、2人の“いい雰囲気”にうっとり。ドラマの制作陣が「たくさんの方に聴いてもらいたい」と、続編の制作が決定した段階で2人に提案して、実現した。

 歌詞には「由比ケ浜の夕陽」「相模湾」など、ドラマの舞台となっている古都・鎌倉の名所がちりばめられている。小泉は「横山剣さんは私たちと世代的にも通ずる。しかも横浜出身で“神奈川感”も持っていらっしゃるのでピッタリでした」と話している。

 「潮騒のメモリー」は、CD売り上げが16万枚を超える大ヒット。「T字路」のCD化は現時点で未定だが、話題となれば発売される可能性が高い。

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2014年4月16日のニュース