香取号泣 いいとも終了に喪失感「そもそも、なんで終わるんですか?」

[ 2014年3月31日 22:30 ]

「笑っていいとも!」が最終回を迎えたタモリ

 日本のお昼を彩ったフジテレビ「笑っていいとも!」が31日、東京・台場の同局から「笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号」(後8・00~11・14)として生放送され、現レギュラー陣が司会のタモリ(68)に感謝のスピーチを行った。

 1994年から20年間、レギュラーを務めたSMAP香取慎吾(37)は言葉を選びながら「信じられません、まだ。答えは要りません。そもそも、なんで終わるんですか?」と喪失感の大きさから号泣した。

 【香取慎吾スピーチ全文】

 32年間、お疲れさまでした。僕は94年から、17歳の時から20年間お世話になりました。この4月で、ちょうど20年です。

 まず、すごく涙が出そうな思いが…。昼間もきょう月曜であったんですけど、昼で終われれば、そこで僕、泣いてたんですけど、夜もあったから、すごい変な1日でした。ホントは昼間で終わりたかったですけど。あと、昼間、始まる前に、あんまり20年、僕、行ったことのないタイミングでトイレに行ったら、ちょうどタモさんと一緒になっちゃって。タモさんは気付いたかどうか分からないですけど、タモさん、小の方にいたんですけど、そのまま僕、あいさつせずに大きい方に隠れました。すいませんでした。

 ちょっと、あの、大きいです、20年って。しかも10代からだったんで。タモさんは特に何も教えてくれませんでした。でも、ずっとタモさんの背中は見てました。20年、1度も怒られたことはないです。ちっちゃいことでも怒られたことないです。僕、ひどかったのが、90年代、97年か98年ぐらいのころに、いいともカップが始まったぐらいの時間、12時50分ぐらいに遅刻して入ったことがあります。あり得ません。すいませんでした。それを終わって謝りに行った時も、あー、分かった分かったって、怒りませんでした。

 信じられません、まだ。答えは要りませんが、ちょっと我慢できずに言います。答えは要らないですけど、そもそも、なんで終わるんですか?

 えー、あのー、えー、いっぱい言いたいことあるんですけど、ホントにいろいろ考えて、もうここずーっとここのところ考えてたんですけど、結局は何も考えずにここまで来ました。つよぽん(草なぎ剛)がすごく仲良くて、タモさん家に行ったりするの、すげーすっとうらやましかったです。あと、僕、ケータイの番号教えたりとか、そういうのが苦手な人で、なかなかタモさんと話す時間もなかったりして。中居君とかそういうのも、すごいするんですけど、中居君とか食事よく行ったりしてるのも知ってて、ああ、そうなんだとか言いながらも、僕も行きたかったです。おまえが番号渡したら、おまえが行きゃーいいだろうって話なんですけど、そういうのホント苦手で。

 ホント、でも…えー、あと、あのー、生放送で毎週20年間出させていただいて、テレビに出ている僕ですけど、SMAPでもつらかったり苦しい時があって、そんな時に笑ってなきゃいけないのがつらい時もあって、笑っていいとも!って言うのがつらい苦しい時もあったりするんだけど、始まったら笑顔になってる自分がいて(涙をぬぐう)。苦しかったりする時に昼間にいいとも見ると、ああ、タモさんやってたり、みんなまたやってる。ごめんなさい、ホント。ホントにありがとうございました。タモリさん、これからもつらかったり苦しかったりしても、笑っててもいいかな?(タモリ「いいとも!」)ありがとうございました。

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2014年3月31日のニュース