夏川りみ 米首都で「涙そうそう」熱唱 桜祭り開会式

[ 2014年3月23日 10:37 ]

 ワシントンで始まった「全米桜祭り」の公式開会式が22日開かれ、沖縄県出身の歌手夏川りみやタンゴ歌手の冴木杏奈らが熱のこもった歌や演奏を披露、日米友好の象徴となっている恒例行事が幕を開けた。

 夏川は「(今年も)桜がきれいに咲くといい」と英語であいさつし、『涙そうそう』などのヒット曲を熱唱。冴木さんも英語で「日米友好をお祝いする場で歌えてうれしい」と語ると、会場から歓声が上がった。友達数人で来たという地元の米国人男性は「最高だった」と話していた。

 佐々江賢一郎駐米大使は「桜や日本の文化を楽しみに各地から人が集まるのは喜ばしい」と桜祭りをたたえ、自作の俳句を英語で読み上げて会場を沸かせた。

 桜祭りは日米友好を願い1912年に東京から約3000本の桜の苗木が贈られたことにちなむ行事。今年は今月20日に開幕し、4月13日まで開催する。(共同)

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2014年3月23日のニュース