ももクロ国立制覇!5万5千人ファンに感謝「本当にありがとう」

[ 2014年3月16日 05:30 ]

国立競技場公演の冒頭で、聖火台に火を付けたももいろクローバーZの(左から)有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに

 5人組アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が15日、東京・国立競技場で2日連続公演をスタートした。日本最大級の同会場で公演を行うのは史上5組目。女性グループでは初めてで、結成から6年での単独公演は史上最速。夢舞台の実現を約5万5000人のファンとともに喜んだ。

 ライブは5人が聖火台に火をつけてスタート。オープニングを飾ったのは、最近歌うことのなかったインディーズデビュー曲「ももいろパンチ」。当時の着物風衣装で懐かしの歌とパフォーマンスを披露すると、公演中盤まで過去の全シングルをリリース順に熱唱。デビュー当初からの映像も使いながら、夢舞台にたどりついた「ももクロ」の軌跡を振り返った。

 示したかったのは応援し続けてくれるファンへの感謝。百田夏菜子(19)は「路上ライブをしてたのに国立なんて信じられない。本当にありがとう!」と絶叫。玉井詩織(18)は「こんなにモノノフ(ももクロファン)のみんなに支えられているんだね」としみじみ語った。

 「国立競技場大会」と銘打った公演は約4時間。高さ約40メートルの聖火台からステージにジェットコースターで滑降するなど、遊び心満載の演出で26曲を歌い踊った。歌手の中島みゆき(62)が作詞作曲した新曲「泣いてもいいんだよ」も初披露。この日が19歳の誕生日だった有安杏果はバースデーソングの祝福を受け感極まり、1月に左すねを骨折した佐々木彩夏(17)は軽快なダンスで全快をアピールした。

 常識破りのスピードで走り続けるももクロ。この日は7月26、27日に横浜・日産スタジアムで14万人を動員する公演も発表された。快進撃はこれからも続く。

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