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震災記録映画「ガレキとラジオ」で過剰演出 励ましのラジオ、実は圏外

 東日本大震災から2カ月後に宮城県南三陸町で開局した災害ラジオ局「FMみなさん」と町民の姿を描いたドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」が、実際はリスナーではない仮設住宅に暮らす70代女性を、放送を聴いて励まされている被災者として撮影する過剰な演出をしていたことが5日、分かった。

 映画は広告大手の博報堂が企画・製作し、同社社員の梅村太郎氏ら2人が監督を務めた。

 博報堂によると、仮設住宅周辺に同局の電波は届いておらず、女性はラジオも持っていなかった。撮影スタッフは女性が「夜は音もなく寂しくて、寝付けない」と話したため、中学生の合唱など同局の放送を録音したCDとラジカセを渡したという。後日、女性が普段からラジオを聴いて励まされているように見える場面や「いつも聴いている」と話す場面を撮影した。

 博報堂の藤井慶太広報グループマネジャーは「ドキュメンタリーとして、許される演出の範囲を超えていなかったかどうか、今後女性にもお話をうかがえればと考えている」と話している。

 映画は昨年4月から全国20館以上で公開され、各地で自主上映会も開かれている。

[ 2014年3月5日 22:30 ]

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