地下アイドル　「Ｎｏ.１グランプリ」でお笑い芸人圧倒

ジャングルポケットの斉藤慎二（後列左から３人目）、ピースの綾部祐二（右端）ら。前列は「青ＳＨＵＮ学園」のメンバー

　インターネット上や小規模なライブハウスなどで活動する「地下アイドル」たちの人気を競う「アイドルお部屋Ｎｏ.１グランプリ」のオープニングイベントが、東京都内で開かれた。お笑いトリオ「ジャングルポケット」らも登場し、集まった地下アイドルらの元気に圧倒されていた。

　同グランプリは、会員制交流サイト（ＳＮＳ）「アメーバピグ」の５周年記念企画。ソロやグループ所属のアイドル総勢約１４０人が、サイト上につくった「自分の部屋」へのファンの訪問回数を競う。ファン１人につき、パソコンから１日１回まで「きたよ」という足跡を残すことができ、優勝者はインターネット放送「アメーバスタジオ」の特別番組でＭＣを務める「ご褒美」がつく。

　オープニングイベントには地下アイドル５０人が出席。司会を務めたお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二がアイドルたちに「メディアにほとんど出たことのない皆さんです」と前置きした上で「皆さん、メディアに出たいですか？」と問いかけると、会場には「出た～い！」と割れんばかりの声が響いた。ジャングルポケットの斉藤慎二は「刺激を頂きました。こういうテンションでいかないと」と目を丸くした。

　２６日のグランプリ開始を控え、会場に集まったアイドルが自己アピールを競うコーナーでは、５歳のメンバーを抱える福岡のグループ「青ＳＨＵＮ学園」が“優勝”。熟女好きを公言している綾部だが、「ちっちゃい子がかわいらしいから」と満面の笑みで語った。