羽生 視聴率も金!未明に異例16・6% 葛西銀は9・2%

[ 2014年2月18日 05:30 ]

羽生結弦の金メダル獲得に列島も熱視線を送った

 ソチ五輪フィギュアスケートで羽生結弦(19)が金メダルを獲得した男子フリープログラムを中継した14日深夜から15日未明のフジテレビの番組が、平均視聴率16・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。瞬間最高は最後の出場選手の米国のジェーソン・ブラウン(19)が演技をしていた午前4時2分と同4分で23・1%。羽生の金メダルが確定した同7分は22・6%だった。

 NHK―BSの中継番組も、15日午前2時8分から4時25分までの平均視聴率が3・4%と高数字。フジテレビと合わせると20・0%となり、362万5400世帯が見ていたことになる。

 同時間帯の前4週平均はフジテレビが2・5%で、NHK―BSは0・2%のため、「異例の高視聴率」(NHK関係者)と驚いている。

 また、16日未明にNHK総合が中継したノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで、葛西紀明(41)の銀メダル獲得が決まった時間帯の午前4時半から5時は平均9・2%。瞬間最高は同4時42分で10・2%だった。

 カーリング女子日本代表が延長の末にスイスを破った1次リーグ第7戦で、NHK総合の16日午後9時から同57分の中継番組は平均17・3%。瞬間最高は日本が勝利した直後の同9時55分で23・2%で、“カーママ”の五輪勝利に注目が集まった。

 週末の大雪も影響したとみられるが、五輪後半戦に向けて視聴率がじわじわ上昇中。それに伴い日本勢も相次いでメダルを獲得しており、今後登場するフィギュア女子の浅田真央(23)らのメダル獲得に期待が寄せられている。

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2014年2月18日のニュース