東京五輪へ連携 SMAP「日本橋再生計画」ソング歌う

[ 2014年2月17日 05:34 ]

SMAPとコラボする日本橋周辺の街のイメージ

 SMAPが東京・日本橋とコラボレーションする。新曲「ココカラ」を4月9日にリリースし、2020年の東京五輪を見据えた再開発「日本橋再生計画」のプロジェクトソングに起用されることが決定。日本選手のメダルラッシュでソチ五輪が盛り上がる中、東京五輪開催に向けてさまざまな準備を進める日本橋と、国民的グループの連携が注目される。

 日本橋再生計画は、商業や文化の中心だったころのにぎわいを取り戻そうとする取り組み。五輪開催が決まった東京の歴史の象徴として日本橋を再生しようと地元の機運も高まっており、橋の上を覆う高速道の高架橋の撤去も視野に入れる。

 この再生計画を後押しするプロジェクトソングとして書き下ろした「ココカラ」は明るくアップテンポなナンバー。♪ココカラ未来よ咲いてゆけ――と旅立ちの春を感じさせる歌詞が印象的で、ロックバンド「TRICERATOPS(トライセラトップス)」のボーカル和田唱(38)が作詞作曲を手掛けた。

 3月から放送される日本橋のCMなどで使われる。複合ビル「COREDO(コレド)室町」のみが取り扱う“日本橋限定盤”も発売される。

 メンバーの稲垣吾郎(40)は「SMAPも日本橋という街と同じように、積み重ねてきたものを大切にしながら新たな一歩を踏み出していきます。ぜひ、みなさんに聴いていただき、そして多くの人に愛される曲に育ってくれたらうれしいです」と話している。

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2014年2月17日のニュース