二山さん「今でも実感湧かない」 ローザンヌ優勝会見

[ 2014年2月6日 20:23 ]

 ローザンヌ国際バレエコンクールで優勝した長野県松本市の高校2年、二山治雄さん(17)が6日、レッスンを受ける長野市の白鳥バレエ学園で記者会見し「今でも実感が湧かず、不思議な気持ち」と心境を語った。

 学園には「基礎をたたき込んでもらったことが結果につながった」と感謝の気持ちを示し、バレエについては「生活の一部で、人生みたいなもの」とはにかんだ。

 会見にはコンクール出場に付き添った学園長の塚田たまゑさん、塚田さんの娘で講師のみほりさんも出席。みほりさんは「(周りより)身長が低いのがどう評価されるか心配だったが、ハンディを乗り越えてよく頑張ってくれた」と絶賛した。

 二山さんは会見後、帰国して初めての練習を報道陣に公開。コンクールの課題曲に合わせた軽やかな踊りを見せ「体はなまっていたが、無事にレッスンできて良かった。今後も真剣に取り組んでいく」と笑顔で話した。

 コンクールでは、横浜市の高校1年前田紗江さん(15)も2位に入賞。入賞者6人のうち3人を日本人が占めた。

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2014年2月6日のニュース