「明日ママ」内容変更の可能性　日テレ、慈恵病院に伝える

　日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」をめぐり、日テレ側は１日、親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」（赤ちゃんポスト）を設置する熊本市の慈恵病院を訪れ、番組内容を変更する可能性を伝えた。

　日テレ側は１月３０日、全国児童養護施設協議会（東京）を訪れ、同様の意向を伝えている。

　蓮田健産婦人科部長によると、病院を訪れたのはチーフプロデューサーら２人。ドラマを見た児童養護施設の子どもが自傷行為をしたとの報告を受け「被害が確認できればおわびし、対応したい」と話したという。

　日テレ側は２月４日までに、変更点があれば提示すると病院に説明。慈恵病院は今後、養護施設の子どもが番組を見ないようホームページで注意喚起する予定だ。