計116歳!由美&やすえ 美声とランジェリー姿で沸かせた

[ 2014年2月1日 05:30 ]

ボケをまじえながら、見事な歌声を披露する末成由美

 吉本新喜劇の末成由美(66)と未知やすえ(50)が31日、大阪市内で、コンビでは初となる「由美・やすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ みたいなディナーショー」を開き、美声とランジェリー姿など七変化で250人の観客を沸かせた。客席には、親交の深い歌手・中村美律子(63)や歌舞伎俳優・片岡孝太郎(46)も駆けつけた。

 2人合わせて計116歳の超熟女によるパンチの効いた!?ディナーショー。末成のギャグ「ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ」で始まったが、告知ポスターで話題となったセクシーなランジェリー姿を実際にお披露目するなど、ムンムンのお色気と笑い満載のステージとなった。

 美輪明宏の楽曲「老女優は去りゆく」に基づき、ダンスや歌、コントを展開。芸能界を夢見る16歳の田舎娘からスターになり、晩年に斜陽をたどる主人公を演じた末成は、セーラー服におかっぱ頭、肩を出したドレスなど4パターンの衣装に着替えた。

 未知は、「あごカックンいわせたろか!」などとおなじみの口の悪さも飛び出したが、末成に負けじと胸元や背中が大きく開いた黒いミニドレスでミュージカル「キャバレー」のテーマ曲を歌い踊った。末成と柔軟運動も実践するなど、2人で「週に1~2回通っている」というトレーニング教室での成果も披露した。

 コントでは、末成が客席のテーブルを回り、「あんた中村美律子さんちゃうの?こんな有名な人に会えてうれしい」「あ!もしかしたら、あの歌舞伎役者の片岡孝太郎さんとちゃうんけ?」と、応援に駆けつけた有名人をちゃっかりコントに巻き込んだ。

 観客の盛り上がりに気を良くした2人は、自らアンコールを要求するなどノリノリ。未知が高橋真梨子の「for you…」、末成が金子由香利の「愛の幕切れ」を歌い上げた。新喜劇のベテラン女優のめったに見ることができない本気の熱唱に、客席からは大きな拍手が送られていた。

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