志茂田景樹氏6000円空き巣被害 犯人へ「割に合わないでしょ」

[ 2014年1月31日 05:30 ]

 直木賞作家志茂田景樹氏(73)の東京都港区の事務所が空き巣被害にあっていたことが30日、警視庁麻布署への取材で分かった。室内の手提げ金庫から現金6000円が盗まれたという。

 事務所は5階建てビルの4階にあり、外装工事中のため足場が組まれていた。ベランダの窓も施錠が十分ではなかったという。金庫には現金約7800円が入っていたが書類などの間に挟まっていた1000円札1枚と硬貨は残っていた。ほかに被害はなかった。

 29日昼ごろ、事務所を訪れた志茂田氏の妻が異常に気づき通報。スポニチ本紙の取材に志茂田氏は「これからは戸締まりはしっかりしたい」と話した。また容疑者に対し「足場を上るなど危険。そんなリスクを冒して6000円では割に合わないでしょ。いつか捕まりますよ」と述べた。

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2014年1月31日のニュース