反戦歌「花はどこへ行った」ピート・シーガー氏死去

[ 2014年1月29日 05:30 ]

米ニューヨークで歌うピート・シーガー氏(左)

 1960年代に世界的にヒットした反戦ソング「花はどこへ行った」などで知られる米シンガー・ソングライター、ピート・シーガー氏が27日、老衰のためニューヨークの病院で死去した。94歳だった。米メディアが伝えた。

 ボブ・ディラン(72)ら多くのミュージシャンに大きな影響を与えたフォーク界の巨人。60年代前半にヒットした「天使のハンマー」「花はどこへ行った」はピーター・ポール&マリーが歌い、日本でも人気が出た。共同電によると、晩年まで環境保護など政治運動に取り組んでいた。2009年1月には、オバマ米大統領の就任記念コンサートで歌った。

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2014年1月29日のニュース