市原隼人 “伝説のボクサー”役に挑戦「多くの方々の魂に火をともす」

[ 2014年1月28日 14:15 ]

フジテレビ系「『黄金のバンタム』を破った男~ファイティング原田物語~」でファイティング原田役に挑戦する市原隼人(右は現役時代のファイティング原田氏)

 俳優の市原隼人(26)が、2月22日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ「『黄金のバンタム』を破った男~ファイティング原田物語~」(後9・00)に主演、日本人初の2階級制覇を果たしたファイティング原田氏(70)役に挑戦することになった。

 同ドラマは2020年東京決定記念大型シリーズ企画「1964-2020 時代の目撃者」第2弾として制作され、百田尚樹さんの作品を地上波で初映像化するもの。「黄金のバンタム」と言われ、最強を誇ったエデル・ジョフレ(ブラジル)に挑んだ原田氏を描く。国民を熱狂させたヒーローの知られざる生い立ちを取材し、今回のドラマ化を実現した。

 主演の市原は同じくボクシングを題材にした百田氏原作映画「ボックス!」でも主演を務めており、百田氏とのコンビは今回で2回目。ボクサー役として出演するのも同じく約4年ぶり2回目となる。今回、ファイティング原田氏の直接指導を受けて連日猛練習に励み、撮影に臨んだ。

 市原は「アマチュアではあったヘッドギアもなくグローブも薄くなった状態で、現場では実際に当てていたのでメークなのか実際の傷なのか分からないことが多かった」と撮影を振り返り、「“栄光とは何なのか?”との葛藤の中、ファイティング原田さんの人生に触れることで今を生きる多くの方々の魂に火をともす作品になっていると思います」と手応えを語っている。

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストでプロボクサーの村田諒太(27=三迫)も練習生役でドラマ初挑戦する。放送当日は“黄金のボクシングDAY”と銘打ち、マカオで行われる村田のプロ3戦目の試合とのコラボレーションを予定している。試合は午後7時57分から生中継される(延長対応あり)。

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