養護施設 「明日、ママがいない」で日テレに抗議文を送付

[ 2014年1月20日 21:47 ]

 約600施設でつくる全国児童養護施設協議会(藤野興一会長)は20日、日本テレビ系列で放映中の連続ドラマ「明日、ママがいない」の内容が施設で生活する子どもたちを傷つけ、偏見や誤解につながるとして日本テレビに抗議文を送付した。

 抗議文は、施設職員が暴力や恐怖心によって子どもを支配しているかのような描写があるとし、「子どもたちを傷つけ、職員の仕事に対する意欲を失わせることにつながりかねない」「地域社会が施設に対し偏見や誤解を持つことを懸念する」としている。

 日本テレビは「今後とも、施設の子どもたちの尊厳を冒さぬよう配慮し、ご覧いただいた方が偏見を抱くことがないよう留意していきます」とのコメントを出した。

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2014年1月20日のニュース