タモリ&さんま 関根勤初監督作品で映画24年ぶり共演

[ 2014年1月16日 05:31 ]

映画「騒音」の会見に臨んだ(左から)関根勤監督、温水洋一、村松利史、酒井敏也

 タレントの関根勤(60)が15日、都内で行われた初監督映画「騒音 Noise(仮)」の会見で、タモリ(68)と明石家さんま(58)の出演を発表した。自ら出演オファーして、快諾を得たと明かし「僕ならではの友情出演」とお笑い界の重鎮2人の共演に鼻高々。2人の映画共演は1990年「丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!」以来となる。

 主演は温水洋一(49)、村松利史(57)、酒井敏也(54)の3人で、さえないオヤジ3人と地底人が繰り広げるSFコメディー。タモリは本人役、さんまは温水洋一の上司を演じる。関根の長女・関根麻里(29)やYOU(49)ら豪華キャストがそろった。

 関根は日本アカデミー賞授賞式の司会を10年から4年連続で務めるなど、映画好きで知られる。昨年から、CSチャンネルNECOの番組「映画ちゃん」のドキュメンタリー企画で、監督デビューするための勉強をしてきた。「30年くらい前から、映画を撮りたかった。芸人が監督することが増え、より強く撮りたいと思っていた。アカデミー話題賞を獲る。授賞式で“監督として帰ってきました”とあいさつする」と豪語した。

 前日14日から撮影に入り「不安がどんどん自信と喜びに変わってきた」と手応えを得ている。温水は「多くの映画を見ている方。演出も的確」と監督ぶりを高く評価。撮影のもようは「映画ちゃん」で放送される。

 都内や関東近郊で今月いっぱい撮影。今年中に公開予定。

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