たかじんさん　なお視聴率男！冠３番組“倍増”いずれも好数字

やしきたかじんさん

　３日に亡くなった歌手でタレントのやしきたかじんさん（享年６４）が司会を務めていた在阪テレビ局の冠３番組が１１～１２日に放送され、いずれも関西地区で好視聴率をマークしたことが１４日、ビデオリサーチ調べで分かった。

　１１日の関西テレビ「たかじん胸いっぱい」（土曜正午）は１５・４％。直近の昨年１２月２８日は８・１％、同時間帯の前４週平均は８・７％で、ほぼ“倍増”。

　たかじんさんの最期の言葉が「ちょー飲み行ってくるわ」、真っ赤なジャケット姿で旅立っていたことが明らかにされた。

　同日生放送されたテレビ大阪「たかじんＮＯマネー」（土曜後１・００）は６・４％。直近の昨年１２月２１日は４・１％。同時間帯の前４週平均３・３％からは、これも“倍増”。

　「メッセンジャー」の黒田有（４３）が先月中旬、たかじんさんに面会した際の様子を語った。

　１２日の読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」（日曜後１・３０）は、高校サッカーなどで午後４時２５分からの１時間（通常は１時間半）で１４・７％。放送時間が通常とは違うため、比較は難しいが、直近の昨年１２月２２日は１２・４％。同時間帯の前４週平均７・１％からは“倍増”となった。

　落語家の桂ざこば（６６）がたかじんさんとの番組を降りたエピソードを披露した。

　いずれも、７日に訃報が明らかになってから初のオンエア。出演者が故人の思い出を語る“追悼番組”になり、お茶の間の注目度が高かったことが示された。