たかじんさんの後押しで政界入り…橋下市長涙「非常に残念」

[ 2014年1月9日 05:30 ]

やしきたかじんさんの訃報に、涙を浮かべる橋下大阪市長

 3日に急逝した歌手でタレントのやしきたかじんさん(享年64)の死去が明らかになってから一夜明けた8日も関西では衝撃が大きく、親交の深かった橋下徹大阪市長(44)らタレントや著名人が続々と悲しみのコメントを寄せた。

 橋下市長は、たかじんさんの訃報について「非常に残念だ。大阪を良くしたいという気持ちが強い人だった」と語った。市役所で記者団の質問に対し、言葉を詰まらせながら答えた。

 08年1月の府知事選に出馬、政界入りを決断する際、たかじんさんが後押しした。橋下氏は涙を浮かべながら「たかじんさんから“やれるんだったらやったほうがいい”と言われ、立候補した」と当時を振り返った。

 昨年も、たかじんさんとメールをやりとりしたことを明かし「回復に向かっているとも聞いていたので、安心していたのだが」と肩を落とした。

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