宝塚 華やかに100周年幕開け 各組トップが勢ぞろい

[ 2014年1月1日 18:27 ]

 今年4月に100周年を迎える宝塚歌劇の公演が1日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で始まった。各組のトップスターらが勢ぞろいして記念口上を述べ、メモリアルイヤーの幕開けを華やかに飾った。

 口上には各組の男役、娘役トップと専科の轟悠が正装の黒い紋付き、緑色のはかま姿で登場。雪組の壮一帆は「宝塚を愛し、支えてくださった多くのお客様のおかげ」と感謝の言葉を述べ、月組の龍真咲は「150年、200年を目指して一層羽ばたいてまいりたい」と力を込めた。

 100周年の幕開けを飾った星組公演「眠らない男・ナポレオン」で主役を務める柚希礼音は、公演後「この場に居られることに感動した」と笑顔。名古屋から来たファンの会社員女性(34)は「これからも変わらず、夢の世界を見せてほしい」と話した。

 東京宝塚劇場での雪組公演は2日から。

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2014年1月1日のニュース