まさに「まつり」だ!“卒業”の北島三郎に入魂の舞台

[ 2013年12月29日 21:26 ]

「第64回NHK紅白歌合戦」リハーサルに登場した北島三郎は笑顔でサムアップ

第64回NHK紅白歌合戦リハーサル

(12月29日 東京・NHKホール)
 まさに“北島三郎まつり”だ。今年限りでの紅白卒業を表明している演歌歌手の北島三郎(77)には、紅白史上最も魂が込められた仕掛けの一つといっていい驚きの舞台が用意された。

 ステージには「北島三郎神社」ともいえるセットが建てられ、イントロとともに鳥居から飛び出した白い巨大龍の頭上に乗った北島が登場。三階席まで見渡せるほどの高さで上下に揺られながら「まつり」を勇壮に歌い、後半はゴンドラでステージに下り、出演者の手拍子とともに歌い盛り上げた。

 「ありがとう、ありがとう」と何度も力を込めた北島。「感じがわかりました。大道具さん、よろしくお願いします」とステージを後にした。当日は半世紀にわたって紅白を彩った北島らしいフィナーレとなるだろう。

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2013年12月29日のニュース