清水アキラ「ものまね王座」卒業!クリカンに敗れるも「感無量」

[ 2013年12月28日 19:15 ]

フジテレビのものまね番組から卒業した清水アキラ

 タレントの清水アキラ(59)が28日放送のフジテレビ「ものまね王座大決定戦 新王者誕生スペシャル」(後7・00~11・10)に出演。番組冒頭、この日を最後に清水が同局「ものまね王座&紅白」から卒業することが発表された。盟友・栗田貫一(55)に敗れ、名人芸は見納めとなった。

 この日は32組がA~Hブロックに分かれ、トーナメントで争い、8人が決勝進出。Dブロックに入った清水は初戦で、ピンク・レディーをまねた阿佐ヶ谷姉妹と対戦。新ネタ・美輪明宏(78)「愛の讃歌」に挑み、969点―915点で快勝。審査員の小倉智昭(66)に「やめるの、もったいないよ」と言わしめた。

 2回戦は栗田との“四天王”対決。栗田は細川たかし(63)の「北緯五十度」、清水は坂本九さんの「上を向いて歩こう」。お互いギャグなしの直球勝負を展開。審査員の南こうせつ(64)は「いや~、いいものを見せていただいた。この2人は命懸けでものまねをずっとやってきて、それをきちんと生活の糧にして、要するにプロですよ、プロ。男らしい勝負でした」と両者を褒め称えた。結果は977点―972点で清水の負け。ラストステージに「感無量です。ありがとうございました」と語った。 

 得点が出た瞬間、清水は「まさかジャンケンになるとは」と笑いを誘った。「今までやってきて、淡谷のり子先生が天敵でいらっしゃって。いつも8点しか付けてくれなくて、これどうやってもオレは8点しか取れないんじゃないかって。そしたら淡谷先生が10点を付けてくれて。お礼を言いに行ったら、間違えちゃったっていう」と思い出を口にした。

 清水は1990年前後、同局「ものまね王座決定戦」で人気を不動のものとしたコロッケ(53)栗田、ビジーフォー(グッチ裕三=61、モト冬樹=62)とともに「ものまね四天王」と呼ばれた。優勝回数はビジーフォーと並ぶ最多の5回を誇る。

 昨年7月、三男・良太郎(25)との父子公演で「そろそろ上にあがろうかな。来年いっぱいで、ちょっと休もうと思ってます」と事実上のものまね引退を宣言。一線から退く意向を示し「せがれが大きくなるには、親がふたをしていたらダメ」とし、今後は審査員などの裏方に回るとした。

 今年11月のイベントでも「芸能人には定年がないので、60歳を目前に一区切りつけようと思った」と発言していた。

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2013年12月28日のニュース