解散の渡り廊下走り隊 不仲説否定「申し訳ありませんがウソでした」

[ 2013年12月25日 17:29 ]

会見に登場した渡り廊下走り隊の(左から)菊地あやか、平嶋夏海、渡辺麻友、岩佐美咲、多田愛佳、浦野一美

 来年2月に解散することを10日に発表したAKB48の派生ユニット「渡り廊下走り隊」が25日、都内でベスト盤「渡り廊下をゆっくり歩きたい」の発売記念記者会見に登場。ユニットは解散発表後、初めての公の場で、解散の“真相”を語った。

 渡辺麻友(19)は「もともとAKBから中高生のメンバーで結成されていて、コンセプトが学校の渡り廊下を走り抜けているようなメンバーで結成された。みんな学校も卒業して社会人の年になって、それぞれのソロの活動も確立されてきているので解散という結論になりました」と説明。解散を聞いたのは9月で「寂しさはあった。しばらくリリースもなかったので、今は離れたくないなって思いがある」と渡辺。最年長の浦野一美(28)は「ラストアイドルかな。アイドルの締めくくりがこれで良かった」と照れ笑いを浮かべた。

 一部では、“不仲解散”とも報道され、メンバーが悪口を言い合うそれを思わせる動画がネット公開されるなどし、真相が注目されていた。今回の会見でこの“不仲動画”がネタだったことが判明。メンバーから「解散は本当です。でも、不仲ではありません。申し訳ありませんがウソでした」とそろって頭を下げる一幕も。とはいえ、メンバーも楽しんでいたといい、渡辺は「そういう(不仲という)設定でいないといけなかったので移動中とかにもわざとぶつかったりして過ごしてました。(不仲報道には)シメシメみたいな感じで見てました」と話した。

 来年2月9日に東京・台場のZeppダイバーシティ東京で行われる最初で最後のワンマンライブとなる解散ライブで08年10月から5年4カ月の活動に終止符を打つ。

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