村主章枝「救われた」 全日本と同じ日、ももクロライブで舞った

[ 2013年12月24日 14:08 ]

東日本選手権女子フリーで華麗な演技を見せる村主章枝=11月4日

 フィギュアスケート女子で2006年トリノ五輪4位の実績を持つ村主章枝(32=Kappa)が23日、西武ドームで行われたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の公演でパフォーマンスを披露。同日深夜から24日にかけ、公演を見たファンからのツイートに応え「ももクロに救われた」と心境をつづっている。

 コンサートを見たももクロファンから「感動した」「美しかった」とツイッターに称賛を寄せられた村主は「樹脂リンクで氷と違うから思うようにできなくて、泣きそうだったけど、みんなの声援に救われました」と返答。氷と違って思うような演技ができず、得意の高速スピンも「いつもの半分以下しかできなかったの」と悔しがる。それでも「村主の登場で号泣した」というファンには「私こそ、みんなに助けてもらったんだ。ありがとう」と感謝の言葉を続けた。

 村主は11月に行われた東日本選手権で総合11位に終わり、ソチ五輪最終選考会を兼ねた全日本選手権(21~23日、さいたまスーパーアリーナ)に駒を進めることはできなかった。

 「今日、同じ埼玉ではソチ選考を兼ねた全日本が。私は、予選敗退してしまい、悩みもあったけど、この1ヶ月ももクロに救われた。ストーリー考えたり、振り付けしたり。そして、今日、ももクロファンに更に救われた。ほんとにありがとう。夢、目標もできた。この出会いに感謝」。

 さらに「ほんとのリンクで会いたいから、頑張るね」と現役を続行してファンに応えようとするベテランスケーター。ファンからの声援が、強い意志をさらに強くしたようだ。

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2013年12月24日のニュース