ジョーン・フォンテーンさん死去 「断崖」でアカデミー賞

[ 2013年12月16日 14:48 ]

ジョーン・フォンテーンさん=1978年撮影

 米女優のジョーン・フォンテーンさんが15日、米カリフォルニア州の自宅で死去した。96歳。一部米メディアは自然死だったと伝えている。

 17年、英国人の父親が東京帝国大学(当時)の教員だったため東京で生まれ、少女時代に日本の私立女子校に通ったこともある。友人から舞台出演に誘われたのをきっかけに女優としてデビュー。

 40年の「レベッカ」(アルフレド・ヒチコック監督)でアカデミー主演女優賞の候補となり、翌年の「断崖」(同)で同賞を受賞した。ほかの出演作は「旅愁」(50年)など。

 姉のオリビア・デ・ハビランドさんも49年の「女相続人」などでアカデミー主演女優賞を受賞したが、2人は授賞式など公の場所でも分かるほど不仲だったとされる。(共同)

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2013年12月16日のニュース