公道封鎖!ドリカム大阪で前代未聞の野外ライブ

[ 2013年12月15日 07:14 ]

8000人が大阪市中央公会堂前に集結し、街がライブ会場に変ぼう

 人気ユニット「DREAMS COME TRUE」が14日、大阪・中之島の大阪市中央公会堂前でライブを行った。重要文化財の公会堂前に特設ステージを組み、交通規制して付近の公道を封鎖する初の大阪府主催イベント。前代未聞の野外ライブで「大阪LOVER」などを歌い、8000人を熱狂させた。

 2010年からドリカムと府がコラボし、中之島でツリーの植樹やイルミネーション点灯式を行う企画で、今回は集大成として初の大規模ライブも実施。いつもは閑静な水辺の街並みが、熱いライブ空間に変わった。ボーカルの吉田美和(48)は冒頭から「何だかうれしくて、はじけてるよ!」と感涙。「LOVE LOVE LOVE」や、ドラマ「救命病棟24時」第5シリーズの主題歌でライブ初披露の「さぁ鐘を鳴らせ」などヒット曲を次々に熱唱した。

 ライブ前には、リーダーの中村正人(55)が橋下徹大阪市長(44)らとトーク。「小学校から中学まで寝屋川市に住み、父が中之島で働いていた」と語り、「デビュー日も大阪にいた。初めて“ドリカム”って呼び方をしたのも大阪のイベンター」と縁の深さをアピールした。

 橋下氏は「温かく迎え入れられてうれしい。選挙の時は“アホ”“ボケ”と言われた」と話すと、松井一郎大阪府知事(49)に「例の(慰安婦)発言以降ね」と突っ込まれ、「あれは僕は間違ってませんよ」と訴えた。さらに「最近、元気がないって話だけど、メディアが言ってるだけ」「僕と松井知事がトップである限りこういうイベントができる」と断言。“必死の健在アピール”のワケを松井氏が「最近、支持率落ちてきてますから」と解説し、笑わせた。

 中村からも「初回からこのイベントに出席してるのは僕だけ」と指摘され、橋下氏は「今回が初めてって、そりゃダメですよね」と平謝り。タジタジになりながらも、イベントの盛況ぶりに終始、ご機嫌だった。

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2013年12月15日のニュース