のりピー「ドタキャン」!?今井雅之、怒りのブログ

[ 2013年12月7日 05:30 ]

昨年11月、舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」の製作発表に臨む今井雅之と酒井法子

 女優の酒井法子(42)に6日、“舞台ドタキャン騒動”が持ち上がった。俳優の今井雅之(52)が、来年3月上演予定の「手をつないでかえろうよ」について、酒井の所属事務所が「突然の降板を申し入れてきた」と自身のブログに書き込んだもの。一方、酒井サイドは「正式に契約した覚えは全くない」と完全否定。言い分は真っ向から食い違っている。

 今井は「手を…」の脚本、演出を手がけており、先月23日のブログで、女性のメーンキャストとして酒井が出演すると発表していた。

 今井はこの日のブログで「先日酒井法子さんの事務所が酒井さんの降板を申し入れてきました」と報告。事務所社長とは話し合いを持ったといい「まぁーいわゆるドタキャンの理由を聞いたのですが、明確な理由はいただけず“出演承諾はしていない”との一点張り」と事情を説明した。

 今井は7月に酒井の所属事務所に出演を依頼し「快い出演承諾をしていただいた」と主張。酒井本人に対しては「今でも信じております」としたが、事務所に対しては、「舞台より営業を取ったと言われても何も言えないでしょう。事務所的にはやはり目の前のお金なんですかね」と批判。「酒井さんの才能もあの事務所の社長の考えではどうなるか、余計な心配ですが不安に思っております」とした。

 一方、やり玉に挙げられた酒井の所属事務所はスポニチ本紙の取材に「正式に契約した覚えは全くない」と真っ向から反論。「事務所と契約を交わしていないのに、出演する方向で進められていた」と主張し、「このようにドタキャンだとブログに掲載するのは、舞台の宣伝なのではないか、と思わざるを得ない」と皮肉交じりにコメントした。

 今井の所属事務所は、「本人のブログにある通り」と説明した。

 今井は昨年12月、酒井の芸能界復帰作となった舞台「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」に出演。千秋楽終了後「やっぱりオーラも華もある」と酒井を絶賛。演出家としての目線から「ぜひ使ってみたい。実はもうオファーしているんだ」などと話していた。

 酒井の降板に伴う舞台製作上の支障はなく、代役の候補者も決まっているという。ただ、釈然としない降板劇が後味の悪さを残したのは事実。酒井本人は現在まで、自身の思いや立場を明確に表明していない。

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2013年12月7日のニュース