いっこく堂 腹話術きっかけはいじめ「“夢はかなう”ことを伝えたい」

[ 2013年12月1日 10:00 ]

パフォーマンスを披露するいっこく堂

 腹話術師のいっこく堂(50)ら世界を舞台に活躍中の日本人パフォーマーたちが1日放送のフジテレビ「全力教室」(日曜後9・00)に出演。MCの加藤浩次(44)ゲストの潮田玲子(30)らを相手に、誰にでも身に付けられる「スゴ技パフォーマンス」を伝授する。

 いっこく堂は音が後から付いてくる、おなじみの「衛星中継」のコツを披露。腹話術を始めた経緯については、劇団民藝をやめ“ひとり芸”を模索している時期に「ふと脳裏にひらめいたのが、かつて野球部全員からいじめられ、無視されたことがきっかけで興味を持った腹話術でした。すぐに図書館に行き『誰にもできる腹話術』という本を借りて、独学で勉強を始めました」と語る。

 「毎日8時間練習しようと決めて、365日毎日欠かさず練習を続けました。時には過酷な練習で口を切り、口の中が血まみれになることもありました」と壮絶な努力を明かし腹、話術を通じ「“夢はかなう”ということを伝えたい。若い人たちには、自分が描く夢がすべてだと思ってやってほしいです。全力で、これしかないと思ってやってみれば、結果的にできなかったとしても、違う夢が必ず見つかりますから“できない”とは思わないでほしいです」とメッセージを送った。

 ほかには元格闘家の須藤元気(35)が2009年に結成したダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」、目の前30センチ以内の手品をポリシーとする新進気鋭マジシャン・KiLa(38)が登場する。

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