J・ビーバー落書きで景観論争 残したいホテルに当局消去要請

[ 2013年11月29日 05:30 ]

 カナダの人気男性歌手ジャスティン・ビーバー(19)がオーストラリアの宿泊先ホテルの外壁に落書きをしたところ、記念に残したいホテルと、景観保護のため消去するよう要請した地元当局が対立する騒ぎとなっている。

 共同電によると、コンサートのためオーストラリア東部を訪れていたビーバーは今週、ゴールドコーストのホテルの壁にアニメキャラクターの絵をスプレーで落書きした。ホテルは「我々は(落書きの)許可を与えた。(地元の)アート界に華やかさを増す」と保存する意向を示した。一方、街の落書き被害対策に取り組むゴールドコーストの市長は「落書き行為自体が美化され格好いいことだと若者たちが思ってしまう」と懸念を表明。落書きを自ら消すようビーバーやホテルに求めている。

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2013年11月29日のニュース